重症筋無力症と鍼灸(針灸)治療
重症筋無力症とは
重症筋無力症は、Myasthenia Gravis(ミアステニア・グラービス)と言い、二つの頭文字からMGと略称されています。重症筋無力症は、神経と筋肉の接合部分の異常のために、筋力が弱まり疲れやすく、ひとつの筋肉をくり返し使うと急速に力が落ちて、動かなくなり全身的な脱力が起こる病気です。 筋力低下の起こる部分は自分の意思で動かすことのできる筋肉(随意筋)のみで、心臓や内臓などの平滑筋の力が弱くなることはありません。
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眼筋型重症筋無力症
球麻痺型重症筋無力症
全身型重症筋無力症 重症筋無力症と鍼灸(針灸)治療当院では中国伝統医学の理論に基づいて治療を行います。難病の鍼灸治療に対して積極的に研究し、良い効果を上げています。一般的に鍼灸治療は、眼筋型の重症筋無力症に対して最も効果があります。そのほか、初期の症状の比較的軽い重症筋無力症は鍼灸治療によりある程度の症状改善と進行を遅らせることは可能ですが、薬物治療も併用すればよりよい効果が得られます。鍼灸では全身型の重症筋無力症を完治することや症状をなくすのは難しいものの、多くの効果的な対症療法が工夫されています。電気鍼は弱い電流を流してツボを刺激することにより骨格筋肉の無力化や萎縮を遅らせたりしていきます。鍼灸は末梢循環や脳内の血流をよくすることになり、症状改善につながります。重症筋無力症の患者さんの自然治癒力を引き出すのも一つの目的です。現時点では重症筋無力症の原因がはっきりしていませんので、根本的治療はなく、鍼灸治療も対症療法ということになります。中国国内の鍼灸界や世界各地の鍼灸界においてもまだ鍼灸治療により全身型重症筋無力症の症状がなくなったり完治することはありません。しかし、重症筋無力症はまだ完治する治療法がない現在では、針灸で頑張ってみる価値があると思います。 |