緑内障

緑内障と針灸(鍼灸)

緑内障の症状や原因

目緑内障とは、一般に眼圧が高くなることによって視神経が冒され、視野が狭くなったり欠けたりする病気です。しかし、眼圧が正常値範囲内でも緑内障が起こる場合がありますので、注意が必要です。また、緑内障は先天性のものや目のほかの病気、外傷が原因で起こるものなど、さまざまなタイプがあり、緑内障は原因がはっきりわかっていないものもあります。

緑内障のタイプ
緑内障は大きく二つのタイプに分けられます。【急性閉塞隅角緑内障】と【開放隅角緑内障】があります。開放隅角緑内障は鍼灸適応症となっていますので、このページ開放隅角緑内障を主として解説します。

急性閉塞隅角緑内障
急に目が痛くなり、頭痛や吐き気が起きて一晩で失明してしまう恐れのある緑内障です。開放隅角緑内障に比べれば少ない緑内障ですが、症状が強く短期間に失明することがあるため、注意が必要です。

開放隅角緑内障
隅角は広いが房水の流出が悪くなっている緑内障です。「眼圧が高くなって目の神経が障害されて視野欠損が起き、最終的には視力が悪くなってくる緑内障」というのがこのタイプの緑内障の定義でしたが、最近では眼圧が高いが目の障害が起きないもの、眼圧は正常だが緑内障の変化がおきてくるものなどがあり、眼圧だけでは緑内障の診断ができないということになっています。かつては眼圧検査は診断のために一番大切な検査でしたが、現在では診断のための参考値と考えられています。
高眼圧症(広隅角で眼圧は高いが緑内障ではない)
眼圧が高いが、眼底変化がなく視野や視力が正常のものです。眼圧が高くても視神経の耐える力が強いために障害が起こらない状態です。これは現時点では正常の範囲に入れられます。ただ経過を診ていくと開放隅角緑内障になってくるものがあり、定期検査をしていく必要があります。また早めに眼圧を下げる点眼を使うこともあります。
開放隅角緑内障(広隅角で眼圧が高い緑内障)
眼圧が高くて視神経が障害されてくるもので、今までいわれていた緑内障です。眼圧は高くなっても正常の1.5倍くらいです。急性閉塞隅角緑内障ほど眼圧は上がりませんので、自覚症状は少ないです。肩がこるとか、目が疲れるとか見えにくいというような症状があります。
正常眼圧緑内障(開放隅角緑内障のうち眼圧が正常な緑内障)
眼圧は正常なのですが、視神経の耐える力が弱いために障害が起きています。自覚症状が全くないので、人間ドックで眼底写真を撮り偶然発見されることも多いです。「緑内障の疑い」「視神経異常」などの報告書が来ます。また、少しずつ悪くなるので、かなり進行してから受診する人も多いです。西洋医学では緑内障に対して、薬物療法やレーザー治療、手術、眼圧を下げる治療を行います。

当院の緑内障の鍼灸治療

緑内障の鍼灸治療について、当院では大勢の緑内障の方々が通ってきています。翁鍼灸治療院は日本において、緑内障の鍼治療できる数少ない本場中国鍼灸治療院です。緑内障に対する鍼灸治療に力を入れており、長い間様々なタイプの緑内障症例を針灸治療してきました。効果があげています。鍼灸で緑内障を完治することはできないものの、ある程度症状の改善と視野欠損など症状の進行を遅らせることは可能です。針灸治療により眼圧を下げたり、安定維持させることが可能です。西洋医学と並行して治療を行うことで、よりよい効果が期待できると考えられます。緑内障の初期の方や症状が軽い方は試してみる価値があると思います。緑内障に対して鍼灸治療の科学的な理論はあまり報告されていませんが、伝統的な治療法の方が優れています。中国の鍼灸専門研究所では様々な実験が行われています。緑内障の鍼灸治療の前後で眼球の血流変化を調べ、鍼は毛様体血管に対して大きな調整作用があることがわかり、おそらくそれによって視神経乳頭の虚血など微小な循環障害を解消させ、目の機能障害を正常に回復させると考えられます。正常眼圧緑内障が起こる原因は血液の循環障害が関与しているという説もあります。鍼灸治療は眼圧を安定させるのが目的の一つですが、冷え症や肩こりや眼精疲労などに対しても効果があるので、全身の血流の循環改善にも役立ちます。また、緑内障の鍼灸治療は古代中国医学書にはっきり記載され、また現代中国の緑内障の鍼灸治療は1956年に報告があります。刺鍼によってある程度眼圧を低下させられることが確認されています。最近では緑内障の鍼灸治療の文献が多く現れました。漢方や耳針など併用したりしていますが、やはり鍼灸治療を主としています。当院では他の眼科疾患の針灸治療も大勢の患者さんが通ってきています。

緑内障と東洋医学
古代医学書「鍼灸大全」「秘伝眼科龍木論」などに鍼灸治療法も書かれています。緑内障は東洋医学では「青風内障」に相当します。その病因は先天の精が不足(遺伝的なもの)と内因(怒、喜、思、憂、悲、驚、恐と言った精神的な動揺によって起きる身体の変調)。また、風、火、痰などの邪により気血が失調し、気の流れが滞って目の中の通りが閉鎖され、神水が滞って充満したために起こると考えられています。

雑誌・テレビなどに紹介された当院の眼科疾患の鍼灸治療

目の健康『緑内障に効くツボ』
2007年7月1日~主婦の友社発行発行の月刊誌「健康」に紹介された。緑内障に効くツボ」緑内障の改善に効果のあるツボを紹介や自分ができる眼精疲労の解消法。
掲載された内容(画像1)



眼精疲労 『眼精疲労のハリ治療』
2002年5月21日扶桑社発行の週刊誌「spa!」に紹介された。すぐ治る「一発!効き!病院」体験記。(眼精疲労のハリ治療)
掲載された内容(画像2)



目のトラブル 『鍼灸治療で目のトラブルを改善』
2001年12月号nbワークス社発行の医療雑誌「naotta! 治った」に紹介された。内容:加齢にともななう目のトラブル110番、東洋医学に基づいた鍼灸治療で目のトラブルを改善。
掲載されたテキストと(画像3)



眼科と鍼灸 『眼科疾患と鍼灸治療』
2002年2月28日 日本テレビ 「レッツ」ナキドコロ」 ~出演。タレント~アリTOギリギリスが来院。(治療院で撮影)
出演の写真




目の五月病 『目の五月病』
2003年5月3日『 日本経済新聞』
土曜版の日経プラスワン「元気悠々」~(目の五月病、克服のツボ)に掲載された。
掲載された新聞の画像1




目のツボ 『眼精疲労のツボ療法』
2003年11月11日日『日本農業新聞』
火曜日の『くらし欄」の『探検隊がゆく』ぐっすり眠り 目を休める』というテーマで取り上げられた。眼精疲労のツボ療法や体操法など紹介。
掲載された新聞の画像

 

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