肋間神経痛の鍼灸治療について、肋間神経痛と中国針灸   中国鍼灸(針灸)   鍼灸適応症

肋間神経痛と中国針灸(鍼灸)治療

肋間神経痛の鍼灸治療

肋間神経痛とは
肋間神経痛は、脊髄の胸随から出て肋骨に沿って走り、胸部や腹部に分布している末梢神経です。肋間神経痛では、肋骨と肋骨の間や、おなかにある腹直筋のあたりに圧痛点が存在し、肋間神経の支配領域に痛みが現れます。 からだをひねったり、痛みのないほうにからだを曲げて肋間神経を伸ばすような姿勢をとると、刺すような痛みが生じます。咳やくしゃみ、深呼吸などをしたときも、痛みが誘発されたり、強まったりします。また、脊椎をたたくと、痛みが肋骨のあたりに響きます。
  最近よくみられる肋間神経痛には、水痘ウィルスの再活性化によって発症する帯状疱疹があります。通常、まず肋間神経の走行に沿って神経痛を自覚しますが、その二〜三日後に、同じ部位に浮腫状の赤い発疹ができ、さらにこの上に多数の小さな水泡が出現してきます。痛みには個人差があり、一般的には高齢者ほど痛みが強い傾向があり、症状が現れるのは片側のみという特徴があります。また、胸の痛みや背中の痛みの原因として、心臓・肺疾患などの内臓からくる痛みもあるため、内科疾患を除外、鑑別する必要があります。

当院の肋間神経痛の鍼灸治療
肋間神経痛の鍼灸治療について、鍼灸治療は痛みに対して最も得意だと言われています。鍼の独特な鎮痛作用を利用して激しい肋間神経痛の痛みを和らげたり、完治したりすることができると思います。肋間神経痛に対する鍼灸治療は、疼痛域を支配する神経根部、そして痛みの部位やツボの反応点、また痛みと関連する経絡などを中心に治療が行われます。慢性の肋間神経痛の場合はお灸を積極的に使って暖めることも大切だと思います。いままでの臨床的な経験から言うと鍼灸治療は肋間神経痛に対して良い効果が得られます。また、西洋医学と鍼灸治療を併用して疼痛緩和やよりよい効果が上げられます。