東洋医学と不妊症 東洋医学の鍼灸治療

東洋医学の不妊症タイプ

東洋医学的な不妊の原因と体質

不妊症と鍼灸  東洋医学と不妊  不妊治療の記事  男性の不妊  不妊原因

東洋医学では不妊症の原因は大きく次の4つのタイプに分かれます。血虚(けっきょ)・気虚(ききょ)・ 血滞(おけつ)・ 寒滞(かんたい)です。どれか一つのタイプにおさまる人は少なく、血虚と気虚が重なったり、お血と寒滞の両方を持つ場合が多く見られます。まずは東洋医学的なチャートでご自分の体質・タイプを割り出してみましょう。結果は参考程度でよろしいです。

東洋医学ではあなたはどのタイプ?
血虚(けっきょ) 気虚(ききょ) 血滞(おけつ) 寒滞(かんたい)
生理痛は? ・生理が終わりごろから終わったあとに腰やお腹が痛い ・あまり感じない、お血をあわせ持つ人はきつい ・腰やお腹の痛みがきつい、月経が始まると痛くなる ・冷えると痛みがきつくなるが、温めると楽になる
生理の量は? ・量が少ない。ひどいと無月経になることもある ・量が少ないか多いか両極端、ひどいと量が多くなる ・量は全体的に多め、だらだらしてすっきりしない ・多め。二日目から急に増える。だらだら数日続く
生理の日数は? ・短め(3~4日) ・普通(4~5日) ・長め(6日以上) ・長め(6日以上)
生理の周期は? ・大幅に遅れ、40日以上のこともある ・だんだん短くなる傾向、23日未満が多い ・遅れ気味、不定期で以前より長くなりがち ・やや遅れぎみ。30日に超えることが多い
基礎体温は? ・低温期が長い、高温期が短い ・体温は全体的に低い、高温期の上昇が遅い ・いつ排卵したか分かりにくい ・一般的に体温が低い
舌の色は? ・舌色は白っぽい ・舌色は淡い ・舌色は紫色 ・舌色は青っぽい
生理の前後の様子? ・生理の終わりごろから体がだるくて疲れ易い・めまいや立ちくらみがある、肌が乾燥してかさつきがちカサつく、集中力が分散・物忘れが多い。 ・生理の前に足がむくんで、疲れて足や腰が重い、食欲がない、抵抗力がなくて風邪が引きやすい。眠たくてたまらない。 ・生理の前にお腹が張る、下腹部がポッコリして普段のサイズの下着やスカートが入らなくなる・生理がきそうと思ってもなかなか来ない。 ・生理の前に下腹部のあたりや下半身が強く冷えた感じになる、冷房を避けたがる。冬になると足先が冷たくて寝つきわるくなることもある。
全身の特徴? ・顔色が青白くつやがない、肌が乾燥しやすい、めまいや立ちくらみ ・疲れやすい、だるい、動くとすぐ息切れがする、食欲不振 ・目のまわりが黒っぽい、顔色がどすぐろい ・腰周りやお尻や下半身が冷えやすい、体温が低い、冬や冷房が苦手
一番多いのは? 多かったあなたは 多かったあなたは 多かったあなたは 多かったあなたは
問題はここだ! 血が足りない 気が足りない 血が滞っている 寒気が滞っている
結果はどれ? 血虚(けっきょ)
タイプ
気虚(ききょ)
タイプ
血滞(おけつ)
タイプ
寒滞(かんたい)
タイプ

東洋医学と不妊症

東洋医学の針灸治療と不妊症
不妊治療に対して東洋医学の針灸は特有な診察法があります。脈をみたり、舌の色を観察したりして、患者の体質を見極める医学です。不妊症は東洋医学においては原因を臓器(子宮、卵巣、卵管など)だけに原因を求めません。子宮や卵巣を取り巻く身体全体の状態を観察してゆきます。たとえば血液が身体に対して足りないときは「血虚」といいます。血行が悪く子宮内の血液の循環が悪くなっている状態を「おけつ」といいます。疲れやすい、体力低下、また消化器系の働きが悪く栄養がうまく取り込めない状態を「気虚」というように、体質的にバランスの崩れている部分を探し出し、妊娠しやすいようにバランスを整えてゆきます。このように中国医学ではひとりひとりの「体質」を見極め、それに合わせた治療を行うことが可能なのです。様々な不妊タイプを見分け、最もベストな治療を決めて治療が行われています。そのため、原因の分からない不妊症にも対処できるのです。

不妊症と東洋医学
東洋医学では「無子」「不妊」などと呼ばれています。中国古典医学書《針灸甲乙経》《千金要方》《女科経論・嗣育》などに「女子に子がないのは、お血が子宮内にあって出ないことによる」「虚弱体質で腎気が不足し、衝任が虚して摂精できないために生じる」などと記載されています。

クリックすると大きな図が見られます

東洋医学と不妊治療

古代の『婦人妊娠編』『妊娠脈図』

 

翁鍼灸治療院トップへ

このホームページの全ての画像と文章の複製および無断転載をお断りいたします。