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自律神経失調症・うつ病・ストレス
おうしんきゅうちりょういん
翁鍼灸治療院
自律神経失調症・うつ病
自律神経失調症
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自律神経失調症とは
だるい、イライラする、動悸がする、呼吸が苦しくなる、頭痛、肩こり、眠れない、食欲が出ない、なんとなく元気が出ないなどの症状があって、検査しても特に異常がないと、「自律神経失調症」と言われることが多いようです。自律神経失調症という病気はきっちりとした定義のない病気です。
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自律神経失調症の原因
全身に網の目のように張りめぐらされた自律神経。その働きは生命の維持に関係するすべての器官におよび、体内の恒常性(ホメオスタシス)を維持し、体のリズムを調整するという大切な役割を果たしています。
自律神経には交感神経と副交感神経という2つの神経がありますが、これが微妙にバランスを取り合いながら体のリズムを調整しています。ところがこれがなんらかのはずみで調子を乱し、いずれか一方の神経の緊張が高まってしまうと、バランスが崩れ、頭痛やめまいといったさまざまな症状が現れます。 これが自律神経失調症。簡単にいえば、体を動かしている自動装置が壊れてしまった状態といえるでしょう。
ストレスや気候の変化などの要因も関係しているものの、自律神経失調症に陥る人は、生まれつき自律神経の働きが敏感で、神経質な性格が多く、朝が弱く、夜に強いという特徴があります。そうした素因をもっている人がお酒の飲み過ぎや徹夜仕事、不規則な食事、喫煙、睡眠不足などの「不摂生」をすると、体のリズムを乱し、自律神経失調症に陥ります。
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中国医学と自律神経失調症
中国医学では「自律神経失調症」という病名がありませんが、 中国最古の医学書『黄帝内経』によると、『百病は気によって生ず。怒れば気は上り、思うときは気が結ぶ。』など似た病名があります。つまり『病は気から』ということです。病は心配や苦労から起きたり、気の持ちようで重くも軽くもなる意味に使われます。
気鬱
気を発散することができなくて、気が渋滞して鬱になり、人に会いたくない、弁りたくないという状態が鬱を加速させ、部屋に閉じ籠もる。登校拒否、出社できなくなるケースです。
肝気鬱結
ストレスによって全身を流れる気が渋滞し、憂鬱になり落ち込んでくる。肉体的には全身の筋肉が緊張して収縮するので、胸部の圧迫感、胃が収縮するので食べられない、緊張性便秘、腹痛、肩こりなどが現れます。
脾心両虚
脾虚の人は物事をクヨクヨ思うところがあり(思慮過度という)、思えば気が結ぶといわれるように、気が停滞して憂鬱になる。食欲がない、疲れる、気力が出ないなどの脾虚の症状の外に、不安感、不眠なども現れます。
心腎不交
腎陰虚、腎水の不足により心火(こころの火)をコントロールできなくなり、こころの火が燃え盛り、いらいら、怒りっぽい、体中に熱感、のぼせ、動悸、不眠などが現れる。
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自律神経失調症と鍼灸治療
自律神経失調症の針灸治療は軽い刺激を与えるのは原則です。自律神経系(交感神経、副交感神経)のバランスを調整する目的です。針灸をすることによって、副交感神経の機能を高め、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進して症状を改善する治療方法なのです。自律神経失調症はよく首や肩、背中に強い凝りが現れてきます。これらの凝りや血行をよくしてあげる事も一つポイントです。また、末梢循環の低下を積極的に改善する事も大切です。針灸治療を行うと身体が軽くなるし、気分も落ち着き心も晴れやかになってきます。身体が軽くなれば心も晴れやかになるように、食欲を増したり、睡眠がとれるようにすることで心の負担が軽くなるのは事実です。これを心身一如ともいいますが、身体の調子を整えることにより心の調子も整えるという機序が考えられます。自律神経失調症に対して針灸治療はいい効果を上げられると思います。
うつ病
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うつ病とは
うつ病は、気分がひどく落ち込んだり何事にも興味を持てなくなったりして強い苦痛を感じ、日常の生活に支障が現れるまでになった状態である。こうした状態は、日常的な軽度の落ち込みから重篤なものまで連続線上にあるものとしてとらえられていて、原因についてはまだはっきりとわかっていない。 うつ病の基本的な症状は、強い抑うつ気分、興味や喜びの喪失、食欲の障害、睡眠の障害、精神運動の障害、疲れやすさ、気力の減退、強い罪責感、思考力や集中力の低下、死への思いであり、他に、身体の不定愁訴を訴える人も多く、被害妄想などの精神病症状が認められることもある。
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うつ病の症状となりやすいタイプ
次にあげる症状のうち4つ以上が持続的に認められれば『うつ状態』または『うつ病』が強く疑われます。
一日中気分が落ち込んでいる
何をやても根気がない
簡単なことが決断できない
特に朝方に憂うつ
いつもより早く目覚める
生きていても仕方ないと思う
理由もなくいらいらする
疲れ易く活力が出ない
些細なことに申し訳ないと悩む
何に対しても興味も喜びも持てない
食欲がない
頭の回転が鈍い
自分は価値のない劣等な人間だと思う
うつ病になりやすいのはどんな人? 現在は、誰もが複数のストレスを持ってるので、誰もがうつ病と無関係とは言えない。しかし、その中でも特に下記の素因をもつ人がストレスにさらされたうえ、傷心、転勤、出産などで違う環境に置かれるとうつ病になりやすいといわれている。
まじめで仕事熱心
完全主義で几帳面
仕事や家事を人任せにできない
融通がきかない(思考が柔軟性に乏しい)
人にどう見られているか非常に気になる うつ病ではこんな症状があらわれやすい
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うつ病と中国医学
中国医学ではうつ病のような症状が古代医学書に記載されている。臓燥(ぞうそう)郁気(ゆうき)厥症(けつしょう)などの病名にあたり、主に二つのタイプがある。
『肝郁気滞症』
ストレスによって全身を流れる気が渋滞し、憂鬱になり落ち込んでくる。胸部の圧迫感、便秘、腹痛、肩こりなどが現れる。また、不眠、のぼせや多汗などの症状もでることがある。人に会いたくない、部屋に閉じ籠もる。舌色は質は紅。苔が少ない。脈は弦滑
『悩郁傷神症』
思慮過度により気滞、気虚になり、元気を失ってしまう。内臓器官の働きが低下して、食欲がない、疲れやすい、顔色はつやがない。 また、体力の低下によって自分の身体に対して自信がなくなり、精神不安定、悲観、泣くなどの症状も症状現れる。舌色は白っぽい。脈は細い。
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当院のうつ病の針灸治療
当院では、大勢のうつ病の方が通ってきている。よい効果があがっている。うつ病により起こるめまい、発汗、不眠、頭痛などの不定愁訴が鍼灸治療の適応症となっている。中国医学の考えでは人体の陰陽、実虚、などバランスを整えることよって、気分も落ち着き心も晴れやかになってくる。身体が軽くなれば心も晴れやかになるように、針灸治療を行うと身体が軽くなるし、食欲を増進させたり、睡眠がとれるようにすることで心の負担が軽くなる。うつ病は臨床的には様々な症状がみられるが、これらの症状に対して鍼灸治療は効果がある。長期間にわたり薬を飲み続けている方も鍼灸治療と組み合わせることにより相乗効果が認められる。
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