|
|
■ 中国鍼灸の最先端技術< 1972年、アメリカニクソン大統領の訪中に同行したニューヨークタイムスのレストン記者が、現地で受けた針麻酔を劇的に報道し、針麻酔が初めて世界に知られました。中国では1958年のとき針麻酔による手術成功例に端を発し、研究は急ピッチで進んでいます。 1970年代に、針麻酔の本態が、生体内モルヒネ様物質に起因するものであることが明らかにされたため、針麻酔を含む針作用について、最近多くの関心が集まっています。
◆ なぜ針は麻酔できる?
◆中国針麻酔の今後 |
■電気鍼の登場 中国でパルス(低周波)を使ったハリ麻酔が発表されて以来、日本でも定番となった治療法です。 電気バリの主な作用は低周波による鎮痛と知覚の鈍麻、消失あるいは運動麻痺のような神経機能の減弱に対して興奮させる作用です。 やや太めの鍼を使い、ハリに電極を付けて低周波を流します。現在は交流通電や刺さないで皮膚に吸着するものが主流となっています。同じ鍼を何回も使って金属のイオン化により鍼が折れやすくなることもありますが、ディスポーザブルタイプ(使い捨て)の鍼にしている限りはまったく問題はないと思います。 多くのメーカーがパルス器を製造していて、パルスの波形などに特色を出していますが、使い比べたことがないので、効果の差ははっきりしません。家庭用にもいろんなメーカーのものが売り出されていますので、自宅で皮膚に吸着するタイプのパルス(低周波)は使ってもいいと思います。 |
| ■ アメリカで人気の鍼灸治療
1997年(平成9年)11月6日 毎日新聞より 【ワシントン5日瀬川至朗】 米国衛生研究所(NIH)の専門家委員会は5日,中国伝統のハリ治療が,手術後の痛みや抗がん剤投与に伴う吐き気などの治療に有効であり,医療保険でカバーすべきだとする報告書をまとめた。西洋医学を基本とする米国の医学界がはじめて東洋のハリ治療を認知した。しかし,ハリの理論的根拠となる「気」の存在については「わからなかった」としている。委員会が有効性を認知したのは,手術や歯科治療後の痛みの除去と,がんの化学療法や妊娠に伴う吐き気の治療。こうした対象に限定して,ハリ治療の医療費を保険でしはらうべきだと勧告した。 また,麻薬中毒や頭痛,生理痛,筋肉痛,テニスひじ,腰痛,喘息の治療やリハビリテーションなどに役立つと示唆された。 ハリがなぜ効くのかについての報告書は,人体のツボにハリを刺すことで,鎮痛を持つ生体内化学物質の放出が増えるためと推定した。 米国では1972年のニクソン訪中をきつかけにハリ治療が盛んになった。現在約1000万人が米国内で鍼治療を受けているとみられる。 伝統的なハリ理論は,人体内を流れる「気」と呼ばれるエネルギーで病気や治療を説明する。「気」にも委員会メンバーは重大な関心をもっていたが,気の有無に関わる証拠は何も発見できなかったという。メンバーの一人は「気が存在しようが(治療には)関係ない」と,米国流の現実的な見方を示している。 |
| ■ 耳ツボと鍼ダイエット かつてアメリカのR・M・ジラー博士が、耳のツボには痩せる効果があると発表し、世界的に注目されました。耳ツボで肥満は解消されないのでしょうか。 岡山大学医学部の倉林譲助教授が科学的に調査されたそうです。114名の人の耳の「胃点」というツボを刺激したところ、平均47.7日間の治療日数で、70名の人たちに体重の減少を確認している。また、倉林譲助教授は、マウスで同様の実験を行い、「胃点」の効果のメカニズムを解明しています。耳のツボを刺激されたマウスたちは3週間で、平均体重が1.7グラム減っていたのです。このことから、耳のツボは、脳の食欲中枢を刺激して食欲にブレーキをかけることにより、ダイエット効果を生む事が分かったのです。実際に耳ツボは肥満に効くのです。 耳の穴の上に横向きの帯のように突起した部分があります。これを耳輪脚(じりんきゃく)といい、この耳輪脚を耳の付け根の反対側の方へ辿っていくと、隆起が消えかかる部分があります。そこが肥満に効果的な「胃点」のツボです。「胃点」は食欲を抑える効果があるので、食事の前に刺激した方がいいようです。指の先で、少し痛いと感じるくらいに強く押します。1回10秒ほどの刺激を6回ほど繰り返せばOKです。刺激は、順番に両方の耳に行い、ここがポイントですが、間食をひかえるようにすれば、きっと効果は上がるはずですよ。 |