顔面神経について 顔面神経麻痺と鍼灸 顔面神経麻痺後遺症 顔面麻痺治療例
顔面神経は左右の脳幹から内耳道、中耳腔を通って顔面に出る脳神経の一つである。顔面筋肉の運動や舌の味覚の一部、さらには涙腺、舌下腺などに分布する副交感神経などをつかさどる神経で、顔面神経麻痺とはこの神経が様々な原因で障害され、顔面機能が消失する病気です。末梢に走行する主な顔面神経線維は右の図のようです。顔面神経麻痺は臨床的には中枢牲麻痺と末梢性顔面神経麻痺に分けられます。中枢性顔面麻痺は顔面神経核上病変(上位神経)による麻痺です。原因は脳溢血、脳腫瘍、その他脳内の病変により、発する症状です。
顔面神経が障害されると顔面神経麻痺にかかると病院のどの科にいけばよいか、またどんな治療法をすればよいのか迷っている方々が多いと思います。一般的にまず耳鼻科や脳神経内科などへ行き諸々の検査を受け、副腎皮質ステロイドや抗ウイルス剤の点滴、星状神経節ブロックなどを行い、改善されなければ、血流改善剤、ビタミン剤や神経賦活剤などが薬が処方されます。病院によっては顔面神経減荷術の手術を行うところもありますが、手術の後遺症を伴うなどのリスクが高いですし、因果関係はまだはっきりしていないということで、現状ではよい治療法とは言いきれません。なかなか症状が改善されなければ薬物・ビタミン投与などのあとは「 しばらく様子を見る 」ということになり、これといった治療法が確立されていないのが現状です。一般的に顔面神経麻痺にかかると、顔面神経麻痺は現代医学ではまだ特効薬はなく、発症直後には、顔面神経麻痺は時間が経てば経つほど、治りにくくなり、後遺症が残ります。したがって、麻痺が起こった早い内からの治療がベストであり、一年以上という治療期間を経て、完治する患者さんもいますが、発症してからの半年前後が治癒するかどうかのわかれ目だと思います。
顔面神経麻痺についての東洋医学考え方東洋医学には鍼灸・漢方・気功・整体があります。顔面神経麻痺に対しては鍼灸治療は最も効果をあげられます。まず針灸治療によって身体の中の邪気を取り除いて、経絡を活性化して、温灸で血気が疎通するようにします。それによって麻痺した神経の働きが徐々に回復していくと考えています。
東洋医学では顔面神経麻痺の原因と病理は、ストレスや過度の疲労などが原因で体力と免疫力が低下して、身体の中の生気(抵抗力)が不足して脈絡が空虚になり、外表を防衛できなくなるため。風邪・寒邪・熱邪が虚に乗じて、顔面を支配している主な脈絡に陽明、少陽という脈絡を侵入して起きます。脈絡の流れが悪くなると筋肉が麻痺を起こします。
このホームページの全ての画像と文章の複製および無断転載をお断りいたします