| 分類 |
特徴 |
症状 |
風邪 |
「風は百病の長となす」とされている。種々外感病の発病素因が含まれる。風邪がよく動きよく変わるという特徴である。いつの季節でも病をひき起こす。 |
外感病の初期には悪風発熱、汗出頭痛、鼻塞鼻水、全身の筋肉や関節が痛んで、痛む個所があちらこちらと遊走性があり定まらないのは風の症状である。突然倒れひきつって人事不省になる脳梗塞などの症状は中風という。
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| 火邪 |
火は熱の極であり、火と熱は程度が異なるだけで性質は同じであり、ともに炎上と急迫の特性をもっている。火邪による病は発病が急で変化も速い。 |
臨床上では、一連の烈しい高熱、いらいらを呈する。火邪は実火と虚火に分類できる。実火は外感によって起こり、風、寒、暑、湿の邪が体内に入り、火と変化したものである。虚火は内傷により発生するもので、多くは七情内鬱、臓腑の失調によって起こる。虚火はまた「内火」ともいわれる。 |
| 暑邪 |
暑は夏季の反映であり、暑邪によって起こる病には、はっきりした季節性がある。炎天の気候は極めて暑く、湿気が薫蒸するので、暑邪による発病の特徴は炎熱があげられる。 |
夏季に多見される。高熱、顔面赤、口渇、咽乾、汗多、神昏(人事不省)などの症状があらわれる。だるいや眠りたがる。壮熱(高熱)、神昏(人事不省)、眠りたがる、ひきつりなどの症状は、暑に風邪を兼ねた疾患である。気短(息切れ)、倦怠、顔面蒼白、更には皮膚の湿冷のものは、暑が元気を損傷したものである。 |
| 湿邪 |
自然界の湿気は長夏梅雨の季節に最もよくあらわれる。人間が長い間、湿気の多い環境にさらされると、胸悶してすっきりせず疲労倦怠を感じるようになる。 |
長夏の梅雨の季節、潮湿の気候、また湿気の多い低地での生活などは湿邪を感受し易い。吐き気、嘔吐、胸悶腹脹、食欲がない、軟便、食の味がしなく口が甘く感じるなどの症状。また四肢の筋肉痛などもみられる。/FONT> |
| 燥邪 |
燥邪の主な特徴は乾燥です。自然界の空気中で湿度が相対的に低いときは乾燥状態が顕著となります。燥邪に損傷されてなったものである。 |
燥邪に外感するのは秋季の乾燥した季節に多い。この期間にあって発熱頭痛、無汗、皮膚乾燥、口渇、咽燥、鼻乾、口唇のひびわれ、舌乾、乾咳無痰、大便燥結などの証、舌紅、鼻血、声がれなどの熱性乾性の症状などがみられるものは、いずれも燥邪によって起こったものである。
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| 寒邪 |
冬季気候が寒冷になると、万物は潜蔵し、生長は衰退する。寒邪による病は冬に多いが、他の季節でも気温が急激に下降して病となるものも含む。 |
一般に臨床症状に寒冷、収引、痛むなどの特徴である。寒邪の損害を受けると一連の収引の現象があらわれる。筋肉が収引するとふるえやけいれんをひき起こす。皮膚は蒼白になり、冷え症など、筋肉関節が収引するとつっぱって動かしにくくなる。けいれんすると痛みをひき起こすので、寒邪は常に痛みの主な原因である。
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