おうしんきゅうは鍼灸院

慢性疲労

慢性疲労症候群と鍼灸治療

慢性疲労症候群の鍼灸治療

当院は慢性疲労症候群の鍼灸治療を積極的に取り入れています。鍼灸で大勢の方々がつらい症状が改善できて、疲労感が軽くなったり、なくなりました。東洋医学的な診察法で慢性疲労症候群の病因や様々な症状を見分け、治療していきます。長い鍼灸治療の臨床経験に基づいていますので、よい効果をあげています。慢性疲労症候群のような一般的な検査では原因が見つからない病気は東洋医学にとって最も得意な分野だとも言えます。症状を診るだけではなく、全身のバランスや変化を診てその原因を見つけ出すのは東洋医学の鍼灸です。鍼灸治療の適応症としては、疲労による肩こり、筋肉痛、だるさ、下痢、食欲不振、抑うつ等の症状です。一般的に全身の慢性疲労にいいツボを使って鍼とお灸施術を行いますが、肩こりや頭痛などつらい症状は局所的にも施術します。鍼灸治療を行うことで体質を変わり、体力がついていきます。身体が軽くなり、気分も落ち着き心も晴れ晴れしてきます。その結果食欲が増え、眠れるようになり、疲労が取り除かれやすくなります。つまり「元気」になってくるのです。すると、少しずつ症状が改善されていきます。病院の薬ではなかなか改善されない方やあちこちの病院で検査しても異常がないと言われた方々にぜひ東洋医学の鍼灸治療をお薦めしたいと思います。

慢性疲労症候群について

慢性疲労症候群とは
CFSとも言います。欧米で1980年代から注目されはじめた症状ですが、原因も症状も明確ではなく、これという治療法も確立していません。かぜなどの感染症をきっかけに発症したケースのほかに集団発生したケースも報告されていますが、まだ謎の多い疾患です。疲労感が長く続く場合、慢性疲労のために1ヶ月に数日間、会社や学校を休むことになったり、日常生活もままならなくなって、寝込んだりしてしまいます。そのような状態が続くか、繰り返し、加えて微熱や頭痛、筋肉痛があり、何かをやろうとしても思考力や集中力が出ない等、抑うつの精神症状も出てきます。しかし、一般的な検査では病気は見つからないです。これらに当てはまるときには、慢性疲労症候群と診断されます。

    慢性疲労症候群の診断基準
  • 筋肉の痛みまたは不快感がある。
  • のどの痛みがある。
  • 首あるいは脇の下のリンパ節がはれている。
  • 原因不明の脱力感がある。
  • 微熱ないし悪寒がする。
  • 軽く動いただけで全身倦怠感が24時間続く。
  • 頭痛がする。
  • 関節の痛みがある。
  • 物忘れ、思考力低下などの精神神経症状がある。
  • 不眠または過眠の傾向がある。

以上のうちに8つ以上の症状が半年続いていると慢性疲労症候群の可能性があります。西洋医学では慢性疲労症候群に対して根本的な治療法まだありませが、対症療法を中心に行われています。

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