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気管支喘息と中国針灸(鍼灸)

気管支喘息の鍼灸治療

気管支喘息の症状
気管支喘息とは、発作性にゼイゼイやヒューヒュー(喘鳴)・息が苦しい(呼吸困難)・胸が苦しい・咳がひどい、などの症状が繰り返しみられる病気です。その症状が急に起こることが多いので、よく「喘息発作」といわれています。気管支喘息は粘膜の炎症です。気管支の筋肉の収縮や粘膜のむくみがおこり、気道が狭くなり空気が通りにくくなります。痰がつまるとさらに悪化します。

気管支喘息の原因
気管支喘息が起きる原因は大きく三つを分けます。
@アレルギー体質による気管支喘息
体質は遺伝することがあり、生まれつきのアレルギー体質を持ち、親子や兄弟で喘息になることがあります。
A気道過敏性よる気管支喘息
喘息の患者さんに共通してみられるのは、気管支などの気道が刺激に対してとても敏感だということです。このため、健康な人には何でもないようなタバコの煙や家のほこり、動物のフケなどを吸い込んだり、低気圧が近づいたりするだけで、気管支が刺激され、収縮して喘息発作を起こしてしまうのです。
B環境よる気管支喘息
環境要因としては、気温、湿気、気圧の変動、季節の変わり目、風邪の感染、大気汚染、過労、精神的ストレスなどがあげられます。

気管支喘息と中国針灸治療
気管支喘息の鍼灸(針灸)治療について、中国では1950年代には、針灸はすてに気管支喘息の治療法の一つとなっています。動物の実験も多く行われ、針灸は気管の損傷部分の修復を促進し、柱状上皮細胞の病理的損傷を軽くすることがわかりました。また針灸は患者の体質を改善したり体力をつけたりすることもできます。日本にも筑波技術短期大学の西條学長らの研究によりますと、鍼灸で自律神経を調整することにより気管支喘息の症状がいくらか改善されたとの報告をしました。重症の喘息はまず専門病院で行くよう指導しますが、慢性的な気管支喘息は針灸適応症となってます。常用な喘息薬が止められて、日常生活の支障が出なくなるのは目的で、針灸を試してみる価値があると思います。
当院では喘息の患者さんがけっこう通院しています。中国医学理論に基について針灸治療が行われています。患者さんの体質や症状に合わせて、様々の治療法で治療しています。気管支喘息の針治療は基本的には軽い刺激です。細くて短い針を刺してしばらく置くことです。症状によって吸い玉も一緒に治療していきます。いままで当院で喘息の針灸治療の結果をみると定期的通院すれば、確実によい効果を得られましたし、予後もいいです。

気管支喘息の西洋医学治療
@気管支喘息発作のある時に使う薬で気管支の収縮を速やかに取り除くために気管支拡張薬が使われます。患者の状態の度合によって吸入、注射、経口薬等で使い分けをします。
A気管支喘息を起りにくくする薬です。炎症はわりと長期的に起こっていますの で、抗炎症薬の吸入や内服が長期的なコントロールに役立ちます。