頭の両側か頭全体に、ギューっと締め付けられるような痛みや、頭全体に鉛が入った重く圧迫されるような痛み、後頭部が圧迫されるような痛みといった頭重感、圧迫感、締め付け感があります。片頭痛ほど痛みはひどくなく、吐き気があっても吐くほどではありません。片頭痛は体を動かすとひどくなりますが、緊張型頭痛は体を動かしたほうが気がまぎれて痛みを忘れることもあります。 持続時間は30分から7日とされていますが、慢性的に毎日1日中痛みが続く場合もあります。精神的ストレスや疲れで痛みが起こる場合もあり、夕方になると悪くなると感じる人も多いようです。 ほかに伴う症状として、目の疲れ、耳なり、めまい、肩こり、疲れやすさなどがあります。
原因 原因によって大きく2タイプに分かれます。
身体的ストレス~筋肉の緊張型:頭や首の後ろの筋肉の緊張が原因です。肩こりを伴うことが多く、デスクワークやOA作業で長時間、うつむき加減で不自然な姿勢を続けたりすることが原因となります。「頸椎症」のような首の骨の変形が原因のことも。
精神的ストレス~心の緊張型:職場の人間関係や急激な環境の変化などの精神的ストレスによって、不安、うつ状態などが原因となり、不眠が続くこともあります。
緊張性頭痛と針灸
当鍼灸院では頭痛のかたが大勢通ってきています。その中に緊張性頭痛の方は最も多いです。緊張性頭痛に対して鍼灸治療は基本的に伝統鍼灸医学を基に、院長が長期間の臨床経験と研究で生みだした痛みに対して鍼治療法を行われています。緊張性頭痛の症状が改善さたり、完治したりすることができます。良い効果が得られることが多いです。緊張性頭痛は頭や首のまわりの筋肉が痛むと考えられていますが、このような片頭痛や緊張型頭痛は鍼灸治療が即効性があり、効果的です。緊張した頭のまわりの筋肉や、頚、肩のまわりの筋肉を鍼灸でほぐして頭痛の症状を緩和することができ、継続的に治療することで予防効果もあります。頭部のツボと遠隔部(足や手にあるツボ)が使用されます。頭部では、筋肉の緊張緩和を目的として、緊張している筋肉中の圧痛点がよく使用されます。常用される経穴としては、天柱穴、風池穴、太陽穴、合谷、陽陵泉などが代表的です。これらの経穴への刺鍼は鎮痛や筋緊張緩和だけでなく、心身のリラクセーション作用もあります。
緊張性頭痛が慢性化すると、長期間の薬の服用で、薬が効かなくなり頑固な頭痛になります。脳など中枢性の疾患以外の頭痛はほどんと鍼灸治療の適応症となります。様々な治療法を受けても効果がなければ鍼灸治療を試してみてもよろしいかと思います。
頭痛と東洋医学
古代中国医学文献では頭痛は激しい頭痛を真頭痛、風邪によるものを頭風痛、筋収縮性頭痛に属するものを頭項強急、頭風項痛と表現しています。中国医学では頭痛を大きく分けると三種類タイプがあります。それぞれの症状別に治療を行っています。
◎気、血虚タイプ頭痛
連続してジクジクする痛みが多く、過労により痛みが誘発されたり増強されたりします。顔色が悪い、切れ、疲労倦怠感、めまい、食欲不振、疲れ易いなどを伴う。舌◎淡濁タイプ頭痛
頭は重くて痛む、めまい、悪心、嘔吐、胸部や季肋部が脹って重苦しい、食欲不振、痰や唾を盛んに吐くなどの症状をを伴う。舌質は淡、舌苔は白膩。
◎淤血タイプ頭痛
頭痛は長年続き治りにくいです、痛む場所が一定しており患者はその場所を指し示すことができ、同部に圧痛があり刺すような痛みが多いです。時に鈍痛も見られます。舌質は紫色、舌苔は薄白。
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