前立腺肥大症の鍼灸治療法
前立腺肥大症◆前立腺肥大症とは近頃、どうも尿の切れが悪い、という悩みを抱える中高年男性は意外に多いものです。それは前立腺が肥大しているためかも知れません。前立腺は男性だけにある器官で、膀胱の出口付近の尿道を取り囲むように存在します。精液の一部である前立腺液を分泌し、正常な大きさはクルミ大、15〜20gの重さです。それが50歳を過ぎる頃から次第に大きくなり、60代の70%、70代の80%に前立腺肥大があって、日本国内では患者数は30万〜40万人と推定されています。。 ◆前立腺肥大の症状 医学的にいえば前立腺肥大は、良性の腫瘍です。前立腺がんとは別ものです。症状はよく似ていますが、血液検査で区別することが可能です。 前立腺肥大の三大症状は、 @2時間以内の再排尿 A夜間の頻尿 B尿に勢いがないことです。 1日10回以上、または就寝後3回以上トイレに起きる、出始めるまでと排尿に時間がかかる、といった初期症状に始まり、次第に尿の出切らない感じ(残尿感)を覚えるようになります。これが進行すると、常に膀胱に尿がたまっているため、細菌感染を起こして高熱が出たり、無意識のうちに尿をもらしたりします。さらに重症になると、膀胱からあふれた尿が腎臓に逆流するため、腎機能が低下する水腎症や、尿毒症にもなりかねません。 ◆東洋医学と前立腺肥大症 前立腺肥大という病名は東洋医学にはないです。しかし、症状からすると「白淫」、「尿精」などに相当します。その原因は普段からお酒を飲みすぎ、脾胃の運化が失調し湿熱が体内に生じて気血の流れがわるくなったり、セックスの過度するため、精気を傷付けて元気が虚衰したりして本病が起こると考えています。 前立腺肥大症と鍼灸治療◆>前立腺肥大症の鍼灸治療法当院では前立腺肥大症の治療を行われています。よい効果を挙げています。前立腺肥大症は東洋医学では「尿精白淫」と呼ばれています。鍼灸治療は古典医学書(3世紀後半)「針灸甲乙経」にはじめてみられます。現代中国の前立腺肥大の鍼灸治療は、1970年代以後になって重視されまじめ、最近10年間では主な以下に述べてるいくつかの治療法が確定されています。効果的なツボ刺激法と有効な新しいツボが発見されました。 鍼灸適応症としては @会陰部が落ち込んで脹れぼったり、腰や下腹部が痛み、頻尿で尿がタラタラ流れ、性機能低下があります。 Aはっきりした圧迫のあるもの。前立腺液の検査で炎症を認められるもの。 刺鍼は局所と全身の免疫を高めて治療させることが明らかにされました、鍼灸治療の本病に対してよい効果を得られます。 |