寒い季節がやってきました。冷え対策でこの冬を乗り越えましょう

冷え症撃退入浴法

冷え性2

冷え症を解消するには、低温長時間浴が基本
①「半身浴」低温長時間浴の代表です。湯船に下半身だけつかります。心臓から遠く、血行が滞りがちな下半身を集中的に温めると、溜まっていた血液が全身をめぐりポカポカになります。
②「温冷交代浴」も効果的。熱いお湯に半身浴でつかった後、湯船から出て手や足に冷水をかける。これを5回繰り返します。高温と低温という相反する刺激を与えると、血管が拡がったり縮んだりを繰り返し、血行がよくなります。

冷え性の日常生活
冷え性1

歩き方を工夫して血行促進
通勤や通学、お買い物。毎日の生活の中で、歩く時間はわりと多いもの。この時間を利用して、からだを温めてあげましょう。気軽に始める運動としては、パワーウォーキング(歩幅をいつもより広くやや速足で行います)が手軽です。時間に余裕があるなら、水泳やテニス、ジムに通うなど、定期的にスポーツをするのがベストです。

暖かく眠るためにひと工夫
冷え症

①靴下・・・一番簡単なのは靴下をはいて眠ることです。これだけで、足の冷えはだいぶ解消できるはずです。
②ふとん・・・ふとん乾燥機を、眠る10分ほど前に仕上がるようセットしておくのもいいでしょう。湿気のとれたふかふかのふとんは、それだけで保温効果がちがいます。
③パジャマ・・・コットンやシルクなど天然素材を使用したものを選びましょう。肌触りがよいうえ吸湿性にも優れているので、汗を吸い取りやすく、からだが冷たくなるのを防ぎます。

冷え性の対策 食事で冷え症を予防
冷え症の人はできるだけ温熱食(体を温める食べ物)を摂ることです。とはいえ、寒涼食をまったく食べないことは無理だと思います。そこで、寒涼食は温熱食と一緒に食べるようにします。寒涼食を炒めや煮込み料理のようにアツアツにして食べたり、温熱性が強いものを薬味として多めに使いましょう。例えば:さんしょう、唐辛子、日本酒などで調理するのもおすすめです。寒涼食品は炒めたり火をと通す調理法をすると性質がおだやかになるものも多いです。

翁鍼灸治療院の冷え症

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